創作ノート:牡牛座

星図という天空の地図。 ギリシャ神話の登場人物たちが星座となって天球に散りばめられている。 物語の多くは悲劇で、その物悲しさがまた浪漫的だ。 子供の頃から夜空を眺めるのが好きだった。 私は29歳までは視力が2.0だったこ...

創作ノート:日蝕

日食とは、国立天文台のHPによると、 “日食とは、月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象”とのこと。 さらに、次の3種類に分類される。 太陽の一部が月によって隠される部分食、 太陽の...

創作ノート:白い庭

地中海を望む白亜の邸宅、オリンポスの神々の彫像、人口洞窟、果樹園。 円と矩形、精密に計画された幾何学的庭園。 この作品は、上記のようなイタリアの庭を想定した。 まばゆい白の、白昼夢のような世界。 悲劇のヒアキントスのよう...

創作ノート:冬の庭

クリスマスリースから着想した作品。 リースには魔除け、祈願の意味があるという。 正月のしめ飾りも同様のものだろう。 玄関は家の入り口であり、外からの厄災を防ぐ。 旧約聖書の出エジプト記では、神の裁きを過ぎ越す。 森の豊穣...

創作ノート:庭球場の秋

作品と額の関係。 ルーマニア出身でパリで活動した彫刻家ブランクーシは、台座も作品の一部として重要視していた。 私が学生だった頃のトレンドは抽象絵画で、額は目立たず、作品を邪魔しないものを選ぶというのが定石だった。 いや、...

創作ノート:薔薇と画家

作品に用いたのはルドゥーテの薔薇。 ルドゥーテは18世紀から19世紀のフランス宮廷で活躍した「薔薇の画家」として有名な画家。 物心ついた時から絵を描いているけれど、そういえば薔薇を描いたことがない。 ひまわりもないけど・...

創作ノート:あなたの庭はどんな庭?

「あなたの庭はどんな庭?」はアガサ・クリスティーの短編小説。 イギリスの童謡マザー・グース「へそ曲がりのメアリー」の一節。 灰色の脳細胞でおなじみの名探偵エルキュール・ポワロが活躍するミステリーだが、 このポワロのキャラ...

創作ノート:無垢の庭

抑えた色調。 少しだけグリーンが入ったグレーが好きだ。 ストイックさの中にも温かみが出る。 男性と女性で色の感じ方が違うという研究がある。 病院の待合室にリュックを忘れたことがあった。 家族の分も含め複数の荷物を持ってい...

創作ノート:花と鸚鵡

鸚鵡が日本にもたらされたのは案外古く、647年だという。 絵画に登場するほどに一般的になったのは江戸時代からだろうか。 花と鳥は日本画の系譜において伝統的な主題だろう。 明治から昭和を生きた日本画家、小原古邨(おはらこそ...

創作ノート:ヴァンサンヌの森

パリには400を超える市立公園や庭園があるという。 ちなみに東京都の都立庭園は9つ(小さな公園を含めると9500箇所だというが)。 なるほど、地方から上京した時、街中の緑の多さに驚いたのも頷ける。 総面積は約8,076ヘ...